日本語教師の志望動機の例文はどうすればいい?わかりやすく解説

日本語教師の志望動機 例

日本語教師採用時の応募書類や面接では、志望動機を必ず聞かれます。

「日本語教師未経験。志望動機は何かフォーマットがある?」
「履歴書の志望動機欄はどんなふうに書けば合格しやすい?」
「面接で志望動機について聞かれたらどう話せばいいの?」

このようなお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
本記事では「日本語教師の志望動機の例文」についてどこよりも分かりやすく解説。

応募書類を作成されている方、これから面接を控えている方が対象です。

ぜひ最後までお読みいただき、参考にしていただければと思います。

目次

日本語教師としてどう働きたいかを明確にしよう

日本語教師の志望動機の例文に盛り込みたいのは、以下の2つです。

  • なぜ該当校で働きたいのか
  • どんな経験を該当校で得たいのか

「なぜ該当校で働きたいのか」は志望動機の根幹をなすものであり、シンプルかつ具体的に示していくことがとても大切です。

働きたい理由をいきなり書くのは難しいなと感じる方は、まずは、箇条書きで5つほど書いてみましょう。

あなたが該当校で働きたい理由(箇条書きで書く)

書けましたか?

今度は、上記の箇条書きで挙げた理由を、あなたにとって優先順位が高いと思えるものから順番に並べていきましょう。

あなたが該当校で働きたい理由(優先順位で並べる)

1

2

3

4

5

並べられましたか?いいですね。

優先順位をつけることで、あなたがどう働きたいかが明確になってきます。

それから「どんな経験を該当校で得たいのか」も重要です。これは志望する教育機関をきちんとリサーチしていないと書けません。

どんな経験を得たいのかについてまだぼんやりしている方は、まずは、志望する教育機関のホームページを開きましょう。

ホームページを開いたら、その中で、あなたが魅力を感じた学校の特徴や取り組みを抜き出してみましょう。

あなたが魅力を感じた特徴や取り組み(ホームページからそのまま抜き出す)

抜き出しましたか?

次は、魅力に感じた特徴や取り組みをコンパクトにまとめてみてください。
コンパクトにまとめることで、履歴書や面接時に言いやすくなります。

あなたが魅力を感じた特徴や取り組み(抜き出したものをコンパクトにまとめる)

まとめられましたか?

最後に、上記を優先順位が高いと思えるものから順番に並べていきましょう。

あなたが魅力を感じた特徴や取り組み(優先順位で並べる)

並べられましたか?いいですね。

これで、なぜ該当校で働きたいのか、どんな経験を該当校で得たいのかの2点について明確になりました。

履歴書や面接で役立つ!日本語教師の志望動機の例文を紹介

先ほどは、志望動機の例文に盛り込みたい内容についてお話してきました。

ここでは、日本語教師の志望動機の例文について、できるだけ多くのテンプレート例を挙げながら解説していきたいと思います。

テンプレート例はあくまでも参考にしつつ、最終的には、オリジナルの志望動機を書けるようにしていってください。

テンプレート①【日本語教師未経験の場合】

私は大学時代にオーストラリアに留学した経験があります。オーストラリアで海外の人々に日本語や日本文化を教える日本語教師という仕事があると知りました。当時、私が在学していたのは経済学部でした。大学卒業後は一般企業に就職しましたが、日本語教師になりたい思いが抑えきれず、日本語教師の資格を取得するため420時間日本語教師養成講座に通うことを決めました。養成講座はこの春に修了しました。

養成講座を終えたばかりで、日本語教師は未経験です。まずは非常勤講師から経験を積み、精進していきたいと考えております。

テンプレート②【日本語教師未経験の場合】

私は外国の人たちとお話するのが好きで、市の国際交流センターで不定期に開催される国際交流パーティーに参加していました。外国人に日本語や日本文化を教える日本語教師の仕事があると知ったのも国際交流センターがきっかけです。

日本で暮らす外国人の役に立ちたい、有資格の日本語教師として教壇に立ちたいと思い、3カ月間仕事を休職し、先月、420時間日本語教師養成講座を修了しました。

まずは非常勤講師から経験を積ませていただきたいと考えております。

テンプレート③【日本語教師未経験の場合】

私が日本語教師を知ったのは社会人4年目でした。大学卒業後は地元企業に就職、地道に働いておりましたが、ふと海外に出てみたいと思い、ワーキングホリデー制度を利用し半年間海外で働きながら生活しました。現地でできた友達が日本語教師であり、彼女から日本語教師の働き方を聞くうちに興味が沸き、私も日本語教師を目指してみたいと思うようになり、帰国後、日本語教師養成講座で学ぶことを決めました。養成講座は来月修了予定です。

日本語教師の経験はなく不安が多いですが、貴社は未経験採用に手厚くサポートしてくださるというお話を伺い応募させていただきました。よろしくお願いいたします。

テンプレート④【日本語教師新卒未経験の場合】

私は幼い頃から日本語教師になることを夢見ておりました。高校卒業後、△△大学の日本語学科で学んでおります。大学での学びはとても楽しく、充実した学校生活を送ることができています。

大学卒業後は、日本語教師として早く現場に出て働きたいと考えております。新卒未経験の者は非常勤採用が多い中、新卒未経験で常勤講師の採用を行っている貴社のサポート体制に魅力を感じ、ぜひ貴社で経験を積ませていただきたいと思い応募させていただきました。
学生から信頼される教師となれるよう、日々研鑽を積んでいきたいと考えています。

テンプレート⑤【日本語教師経験者の場合】

私は◇◇大学の日本語学科で学び、同大学の修士課程へ進学しました。その後、都内の日本語学校で日本の大学や大学院へ進学を目指す留学生を対象に指導してきました。現在の学校は勤続歴6年目になります。

留学生を対象に教えてきましたが、自身のステップアップを考え、今後は留学生だけでなく生活者、観光客、ビジネスマン向けの日本語レッスンも経験したいと強く思うようになりました。貴校は1,800名近くの学習者たちがいるマンモス校なので、自身が望むようなさまざまな経験ができるのではないかと期待し、応募させていただきました。また、国際色豊かな学校で30カ国以上の学習者が集っていることも魅力に感じます。

今回募集されている求人のポジションは非常にやりがいがありそうだと感じています。ぜひ貴社に貢献できるよう精進していきます。よろしくお願いいたします。

いかがでしたか。

日本語教師経験者か、日本語教師未経験者かで盛り込むべき内容は異なります。

ご自身はどちらのパターンなのか、ぜひテンプレートを使い分けて書いてみてください。

まとめ

本記事では「日本語教師の志望動機の例文」について解説してきました。

日本語教師の志望動機の例文を作るに際して、明確にすることは….

  • なぜ該当校で働きたいのか
  • どんな経験を該当校で得たいのか

この2つを必ず伝えるようにしましょう。

志望動機は十人十色。
思いを込めて書いた志望動機は、きっと面接官の心にも届くはずです。

みなさんが内定を勝ち取れるよう願っております。

日本語教師の志望動機 例

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